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第10回交流会 地衣類って何だ?

4月29日(日)
参加者 18名

身近にありながらあまり知られていない「地衣類」について、当くらぶ会員で国立科学博物館ボランティアガイドの芥川仁美さんに教えていただきました。
参加者(18名)は皆ルーペ片手に興味津々、森へ入って行きました。
もちろん、滝のようなフジの花やサラサヤンマ等昆虫たちも、賑やかに出迎えてくれました。

松原あかね
  芥川さんが用意してくださった当日資料

小網代の森で地衣類観察

 晴天に恵まれ観光客で混雑する三崎口駅を横目に見て引橋入り口に到着。ここで地衣類の基本の話をして、これから森で宝探しのように地衣類探しをする準備を整えました。
 地衣類はシダやコケの仲間ではありません。地衣類はキノコを含む菌類と藻類が仲良く一緒にひとつの体を造っている生き物です。それはどのようにかというと、菌類の菌糸の中に藻類(ほとんどの場合緑藻)が『共生』して、菌類は住み家を提供し、藻類は光合成で作った栄養を提供しています。こんな不思議な生き方をしているものが身の回り、森の中にたくさんいることを実感するのが目的です。
 とりあえず中央の谷を下りていきましたが、整備されて日が浅いせいか、湿気が少ないせいか見当たりません。階段を降り切ったところで何かふわふわとした緑の塊が木の幹についていました。コフキメダルチイのように見えましたが、同定はできませんでした。さらに進んでミズキに白っぽいモジゴケの仲間を発見。「なぜモジゴケ?」という疑問もルーペで見ると、くねくねと黒い文字が現れて納得です。
 ヤナギテラスで休憩をしていた時、なんと擬木のデッキに黄緑色の汚れ?コケ?がついていて、ルーペで見ると明らかに地衣類でしたが、残念ながら同定はできませんでした。
 白髭神社では石の表面に黄色いツブダイダイゴケ。これは古いコンクリート塀や縁石にどこでも見られます。さらにマツの幹にはウメノキゴケ、不明の地衣類、コケ類が木肌を競争で埋め尽くすようについていました。地衣類の成長速度はゆっくりで1年に4mm程度であるため、やはり長い時間を経た場所に多く見られました。
 その他、幹に灰緑色のシロフチイボゴケやレプラゴケを見つけましたが、古い木造物につく赤い実のかわいいコアカミゴケは見られませんでした。
 皆さん、しっかり地衣類眼になったようで今後、身の回りや旅をした時に気に留めてもらえると地衣類もよろこぶと思います。
 最後に空気がきれいな場所ならば高山でも高緯度地帯(南極でも)、砂漠でも生えています。地球の全陸地の6%が地衣類におおわれているそうです。
芥川仁美
小網代の森のそこかしこ、名前もハッキリとは分からない様々な地衣類が暮らしています。   

講師 芥川仁美さん プロフィール
 こあじろの森くらぶ会員、ふとしたきっかけから地衣類と出会いその不思議面白い世界に魅せられて勉強を開始。学ぶに連れてますます興味深く、楽しくて、現在は国立科学博物館ボランティアとして活躍されています。

 

 

 

加藤さんの写真とトークを楽しむ会

 地衣類の観察の後はひげ爺の栖へ移動して、加藤利彦さんの写真とトークを楽しむ会です。2階のお部屋を貸し切りにしていただいたので、他の席の方にご迷惑をかけることも無く、邪魔されることも無いゆったりした空間が舞台となりました。簡易に遮光をしてスタッフ持参のパソコンをセット、画像を投影するプロジェクターはなんと福島からはるばる出張と手作り感満載。観客席に背を向けてプレゼンしようとするシャイな加藤さん、こっち向いてください。
世界中を駆け回って撮影された写真の中から日本の風景と生きものの写真を厳選、北海道の雄大な自然、けなげに生き抜く鳥やけもの。日本の心を象徴するような富士山の雄大な姿。澄み切った南国宮古島の海。そして私たちのフィールド、三浦半島の風景と画面が変わるごとに会場は無言のため息、ため息、ため息の連続でした。
最後に披露してくださったのは、鳥と花がテーマの素敵な写真たち。最近、凝っていらっしゃるけれども、なかなかうまくいかないとお話されて数枚の写真を見せてくださいました。私たちの目で見れば、十分以上にうまく行っているのですけれど…。
加藤さんの写真はインターネットのPIXTA(https://creator.pixta.jp/@sikisyasai)で見ることができます、購入も可能です。
橋 美千代
加藤利彦さん プロフィール
こあじろの森くらぶが「小網代の森を守る会」だった時代から、森のカメラマンとして知られていました。CD写真集など会にも数多の写真を提供していただいています。長年郵便のお仕事の傍ら写真家としての活動を続けて来られましたが、現在はプロの写真家として活躍されています。

 

 

第11回交流会 「ホタルを見に行こう」

 

 

 

サロン小網代

随 想

 

 

 

 

 

長江 愛の詩

2018.6.3 祖父川精治

 2018年春に公開された話題の大作である中国映画「長江 愛の詩」、製作期間は10年。
 世界3大河の一つ、長江「ちょうこう」。その延長は6380キロ、水源は標高5000メートルの世界の屋根チベット高原である。6000キロといえば、北海道から沖縄を往復する距離に相当する。我が国最長の利根川322キロの約20倍の長大さである。なお、南アメリカのアマゾン川6510キロ、アフリカのナイル川6695キロと資料にある。
  長江、海のような河口の幅80キロ、中国最大の都市「上海」周辺では、1万トン級の大型船舶が中流域まで就航している。映画の主役は貧弱で小さな古ぼけた物資運搬用木造船「乗組員2名」。上流域まで約30日間かけて遡るもので、流水域では聳え立つ有名な山水の風景が実に素晴らしい。川沿いの貧しい村々や歴史的に有名な古寺院等が描かれている。「長江愛の詩」は全世界が絶賛した美しさで、広大な中国の長江流域の風物詩を紹介する観光映画ともいえる。
ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。
  私が最も興味を抱いたのは、2009年完成した中流域の湖北省「省は国に相当する」宣昌市に建設された世界最大の三峡ダムの存在である。長江流域では、ダム湖の水位上昇のため昔からの名所旧跡が数多く水没し貴重な歴史が失われてしまったという。また水質汚染、生態系への悪影響等である。特に上り、下りと航行する大小各種の旅客物資等輸送、観光船等の船舶がどのようにして、この高いダム堰堤を通過して行くのかということである。情報によると、建設に伴う流域地区の住民約100万人余が強制移住した、また全国各地から建設反対の声もあがっていたと伝わる。
  大型重力式コンクリートダム、洪水抑制、電力、水運、工期は16年間。ダムの高さ185メートル、堤長2300メートル、ダム湖の長さ約570キロ。有効貯水量は日本の全ダムの総貯水量よりも容量が多いという。工事着工前から関係者は、三峡ダムは1000年間以上保有できるよと話していた。上流へ航行する船は、ダム脇の水路で前後を仕切り五段式水門貯水池のような場所で水位を上げてゆく。下る船は同じ貯水池で水位を下げて行く。巨大で複雑なダムの通過構造や運営をよくぞ組立てたものと驚くばかりである。長江観光用の大型客船(乗客400人、10000トン級)も、1週間程度の船中泊を重ねた行程で営業就航している。
 更に上流域の内陸部には、1000万都市の重慶や成都があり人口密度が極めて高い地域である。蒸発する広大なダム湖の水蒸気の影響で、これらの都市部の気象にも影響を及ぼしているという。また、繁栄が続く各都市部から流出する大量の生活ゴミ等や、土砂礫の推積が大問題となっている。
 ダムの建設には、北アルプス山中の黒部ダム「高さ186メートル」のように生活住居人口の少ない主に山間部に建設されることが多い。ところが、我が国でも愛知、静岡県境の天竜川中流域に佐久間ダム「高さ155メートル」が、戦後建設されている。上流域には有名な観光地で人口密度の高い長野県諏訪湖がある。現在、ダム湖内には土砂の堆積によって約70パーセント以上は埋まっているのではと推定されている。
 富士山麓山中湖を水源とする桂川、名を改め神奈川県北部より中央域を流れる相模川「長さ113キロ」。河口から絶えず、自然な土砂の流出によって湘南海岸の長大な砂浜が守られているのに、最近では海岸の後退が著しいといわれる。他の理由としては、地球の温暖化の影響もあるという。
 相模湖ダム「高さ58メートル」は、先の大戦中から建設が進み発電、水道水の確保のため戦後に完成したものである。ある情報によると、相模湖底から常時土砂を浚渫しトラックで湘南茅ヶ崎海岸へ運んでいると伝わる。

 

 

 

 

三浦半島の植物

 

 

画 野内眞理子
詩 中井由実

 

 

小網代を詩う

 

 

 

 

 

光の丘水辺公園遠足

4月8日(日)
 「ニリンソウを訪ねて」へ参加しました。
京急YRP野比駅から徒歩30分、車を用意して戴きありがとうございました。
  ニリンソウは、公園最奥の斜面に数多く咲いていました。それは見事なものです。
  横須賀市内で見学できるとは夢のようです。私は、県内では津久井の城山で見てます。大勢の人たちが見学に来ていました。普段は、扉があり自由に出入りできません。
  光の丘水辺公園友の会会長の別府さんから説明があり、特にトウキョウサンショウウオの幼生とイノデの解説に興味がありました。
祖父川精治

 光の丘水辺公園では個人的に最近みていないアカガエルのお玉無数、メダカ多数、時々ザリガニ、そして東京サンショウウオの幼生5匹を公開しているのをみました。シュレーゲルアオガエルの鳴き声も。SさんとBさんはアオゲラの鳴き声も確認しあっていました。丸木に麦わら色のトンボが体を休めていました。早めに羽化するトンボの仲間がいるのですね。  ヤブヘビイチゴとヘビイチゴの違いやイノデシダ、ミウライノデ、アスカイノデのりんぺんの違いを今年も教えて貰いました。看板がかかっているので分かりやすかったと思います。ニリンソウの見事な群落は祖父川さんのレポート通りでした。  オオヒナノウツボという看板が出ており、葉はまだ見えなくて写真がボランティアさんの手元にあったので見せてもらうと、とても面白い形をしている花でした。とっても小さなつぼ型の紫の花? の中にお饅頭を2ついれたような形をしていました。
宮本美織

 

 

 

 

スタッフ研修

小網代の森と同じ生きもの、関連する自然、歴史などを求めて積極的にスタッフ研修をしています。

大島クルーズ

3月27日(火)
参加者 7名
 スタッフ5名と有志2名で「春うらら」と呼びかける伊豆大島へ1時間の船の旅に。島内をバスと徒歩で半周しました。
 大島のオオシマザクラは丁度、満開で、マテバシイなどの常緑樹を背景にそこから湧き出るようにモクモク、ふわふわと咲いていました。小網代の森ではオオシマザクラにヤマザクラも咲いて、花期が少しずれ、少し重なって白い花のオオシマザクラ、薄いピンクのヤマザクラと楽しめます。樹木も綺麗な若い緑の新芽を吹出すヤシャブシなどの間に咲くので、森全体が若やいで見えます。
 「つばき園」の見学。多彩な花の色と形。江戸時代には品種改良が盛んだったとか。西洋にも渡りオペラにも歌われた「椿姫」を生んだとされます。何百種類ものツバキをみて、小網代の森かげにひっそりとシンプルに咲くヤブツバキが美しいと思いました。
 小網代の森を出て、ちょっと違う自然の中に入り、あれこれと比較する楽しさ、それを語り合える安心感、小学生のようなワクワク感で一杯の一日でした。
宮本美織

 

船久保遺跡

5月13日
参加者2名
 船久保遺跡は横須賀市の南西部、県道26号三浦縦貫道路工事の予定地に発見された、旧石器時代の遺跡です。最も深い地層から発見された大形の炭化材を年代測定した結果、今から3万3千年〜3万6千年前と判定されました。三浦半島では最古期の人類遺跡です。
 特徴的なのは、現在27ヶ所確認されている陥し穴(正式には「陥し穴状土坑(おとしあなじょうどこう)」)です。2万9千年前の火山灰で埋まっており、円形のものの他に新発見となる長方形の陥し穴があります。ここは狩場でシカやイノシシのような小中型動物のみならず、ナウマンゾウなどの大物も狩ったのではないかと聞きました。今まで漫画の世界でしか見たことがないほど大昔の人々の営みが確かにここにあったのですね。
 さらに陥し穴より少し古い層に石器を作る際に出る、削りカスのようなものが見つかっていることから、狩場となる以前にここで暮らし石器を作っていた人々がいたことが分かります。
  谷底部からは3千点を超す遺物が出土していますが、遠く離れた土地の石で作られた石器も発見されており、このころ既に遠方の人々との交流があったことを証明しています。3万6千年前といえば、北方にはまだネアンデルタール人がいて、今の人類はホモ・サピエンスと呼ばれていたほどの大昔。この遺跡は残念ながら調査が終われば跡形もなく壊されてしまう運命ですが、私たちの祖先の素晴らしい歴史を足下に感じることができて、心が震えるようでした。
参考資料 船久保遺跡(第5次)発掘調査見学会資料 玉川文化財研究所
橋 美千代

 

茨城県自然博物館

6月8日(金)
参加者3名
茨城県自然博物館はみどりに囲まれた小高い丘にありました。
気持ちのよい館内。
今回は企画展「変形菌―ふしぎ?かわいい!森の妖精―」です。
変形菌、こんないきものがあったなんて!
一晩のうちに姿をかえる、アメーバのような菌でもあり、キノコのような胞子もあり、生殖のような接合もする。
あまりに小さいので、名前はすべて●●ホコリ。
拡大するとカラフルでキノコのような、カビのような、さまざまな不思議な形。
そして森や畑や公園など、どこにでもいる。
今まで思いもかけなかった新しいいきもの「変形菌」、この博物館の資料課宮本卓也先生の研究と情熱にあふれる企画展でした。
新しいいきものに出会えたうれしさで、拡大率の大きなルーペをもって、探しにゆきたくなりました。
鈴木カヲル

 

 

 

 

こあじろの森くらぶ NEWS

スタッフの活動

2018.03.25(日)   こあじろの森くらぶ通信No.11印刷・発送 スタッフ会議
2018.03.27(火)   スタッフ研修「大島」
2018.04.08(日)   光の丘水辺公園遠足「ニリンソウを訪ねて」 第10回交流会下見1
2018.04.19(木)   第10回交流会下見2
2018.04.29(日)   第10回交流会「地衣類って何だ?」
加藤利彦さんの写真とトークを楽しむ会「日本の風景と生きもの」
2018.05.13(日)   スタッフミーティング(横須賀市立 市民活動サポートセンター)
スタッフ研修「船久保遺跡」
2018.05.27(日)・29(火)・06.02(土)  第11回交流会「ホタルを見に行こう」
2018.06.08(金)   スタッフ研修 茨城県自然博物館「変形菌−ふしぎ?かわいい!森の妖精−」
2018.06.10(日)   スタッフミーティング(横須賀市立 市民活動サポートセンター)

 

 

ご寄付ありがとうございます

久水健史様   奥田 博様   橋 美千代様
ありがとうございます、大切に使わせていただきます。

 

 

 

会員更新のお願い

 小網代の森を守る会-小網代の森と干潟を守る会-こあじろの森くらぶと名前を変え、こあじろの森くらぶとしての活動が4年目に入ります。小網代の森が開発の危機に瀕していた時代から闘ってきた会員、小網代ファンを募る活動に応じた会員、保全された森の環境に改めて魅せられた会員、世代を越えて手を携え、活動してまいりました。こあじろの森くらぶの活動を通じて顔を合わせ森の空気に包まれるとき、一番の喜びを感じています。日々観光地化していく最近の小網代の森。未来の森のために、自然を楽しみつつ静かに見守り続ける、私たちのような存在はなくてはならないものだと考えています。
 これからもご一緒にそして元気に、こあじろの森くらぶの活動を続けていきたいと思います。 会費の払込票を同封させていただきました。ぜひ、2018年度の会員更新をお願いいたします。

年会費 1000円(7月〜6月 入会金不要)
郵便振替 記号番号 00290-6-137203
加入者名 こあじろの森くらぶ

 

 

 

第3回 こあじろの森くらぶ総会のお知らせ

 2017年7月から2018年6月までの活動をご報告いたします。
 また議事終了後の第二部では森を守りたいと願った若き日の思いが蘇るような素敵な作品を、地元で朗読ボランティアや講師としても活躍する松原さんに語っていただきます。
  どうぞご参加いただき、くらぶのこれからのためにご指導下さいますようお願いいたします。ご欠席される方は、同封の委任状をお送りください(恐れ入りますが切手代をご負担ください)。

日 時 2018年9月2日(日)13:30〜14:30
会 場 南下浦市民センター 2階 講義室(三浦海岸駅徒歩1分)
一 部 議事
二 部 朗読『虔十公園林』(作:宮沢賢治) 松原あかね

* 総会終了後時間と天候が許せば、ご一緒に森歩きを楽しみたいと思います。秋の気配が漂い始めた森の空気は不老不死の妙薬、胸いっぱい吸い込んで、リフレッシュしましょう!

 

荒崎方面 アカテガニ遠足のお知らせ

 小網代の森のアカテガニの放仔観察会にはなかなか参加できませんが、やっぱりアカテガニが恋しい私たち。荒崎方面へ遠足して放仔を観察しようじゃないか! と思います。
 無数に煌めく小さな生命、夏の夜のアカテガニたちの饗宴は同時に明日の元気を運んでくれます。
開 催 日 : 2018年8月11日(土) * 荒天の場合は中止します
お待ち合わせ: 15:50 三崎口駅前 16:05発車のソレイユの丘行バスに乗ります(終点下車) 時間に余裕を持ってお集まりください。
持ち物 :長靴、懐中電灯、軍手、虫よけ、軽食、飲み物
* 濡れても大丈夫な服装、または着替えをお仕度ください。
対象 :「こあじろの森くらぶ」会員とそのご家族、ご友人 * 保険はありませんので、ご参加は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

 

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