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2019年2月3日(日)
講師:別府史朗氏
参加者:★早朝谷あるきコース5名、★のんびり漁港 コース12名
京浜急行三崎口のコンビニで昼ご飯に恵方巻を仕入れ、バスで引橋へ、それから歩いて水道広場へ向かった。いつもは水道広場への下り道と水道広場で3、4種類の野鳥は見ることができるのだが、ヒヨドリの鳴き声のみ。ちょっと幸先が心配になる。
早朝組は水道広場8:00集合で、全員がそろったところで出発。早速右の草むらにアオジ、なかなか種類が増えないが、メジロ、コゲラの鳴き声、ヤマガラ、ウグイスの地なき、カラス、シジュウガラなど少しずつ増えてくる。まん中湿地では、歩く先から次々にアオジが飛び立ち、ほとんどは草むらの中に消えていくが、その中で見えるところにとまった個体を双眼鏡や望遠鏡でゆっくり観察。対岸の藪にとまった鳥を望遠鏡でとらえると、会える機会が少ない鳥カシラダカで、皆で確認。
やなぎテラスで休憩。近くにモズ。モズが2個体いたようだが十分に確認はできていないので同一個体だったかもしれない。えのきテラスへの道でノスリ、そしてミサゴの飛翔を、イギリス海岸ではコガモを1羽確認。本隊との集合場所、漁港への移動途中に南の谷と浦の川の合流点にホオジロを観認。
11:45後発組と合流。漁港でオオバン、イソシギ、対岸の木の枝にとまるトビとアオサギ、湾の入り口に飛ぶ群れが見られたが遠すぎて種は不明。集合写真を撮って漁港を出発。眺望テラスでホオジロを観察。えのきテラスでゆっくり昼食、そしてシメ、モズを、イギリス海岸ではコガモを観察。
周りの自然を観察しながらやなぎテラスヘ、草むらから草むらへ飛び交うアオジやメジロ、ヒヨドリの観察、ウグイスやコジュケイの鳴き声を聞きながら水道広場へ。水道広場で鳥合わせをして解散。水鳥、ツグミ類との出会いがほとんどなかったが、アオジ、モズ、シメをはじめ多くの鳥に出会うことができ、天候にも恵まれ良い探鳥会となりました。









今日は一年に一度の薬師堂のお煤払いの日で、ご本尊の薬師如来のご開帳があり、参拝できる。本来のご開帳は33年に一度というから年一回の煤払いの読経の中で拝観できるのはよいチャンスなのだ。この日は四天王、十二神将の立像と一緒に寛文6年(1666年)の薬師堂内にも足を運べるのだ。
もう一つの目的は 小網代の森で見つけた粘菌の仲間が育ちそうな枯れた木が沢山参道脇に積まれていて粘菌が育っているかも知れない、また、裏参道は湿り気がありそこで、生命の星地球博物館の粘菌研究会のメンバーが粘菌を探して歩いているのにであったことがあり、裏参道でも粘菌が見つけられるかも知れないからだ。
大きく太い杉の木が大きく影を落とす。両脇に玉切りした杉が重ねておいてある。他の木もいかにも粘菌の子実体がでそうな様子の枯れ木状態。一所懸命、枯れた木を見つけては子実体を探すのだが季節がいけないのか見つからない。風にそよぐ紫色のサヤ状の2つがススキの茎に絡まっている。中に青い豆が二粒見える。サヤの外側は濃い紫、内側は薄い紫、中の豆は青。綺麗だ。

逗子中学校の側を通り、県道金沢・逗子線に出て、池子2丁目を通って、東逗子駅へ戻って今日は終了。







三浦の古代人の生活跡が発掘された船久保遺跡見学をメインイベントにした交流会のため、小網代の森はさらっと流して歩かないと、夕方の宴会に間に合わないかもと、三崎口駅に集合してバスで小網代漁港へ移動して、慌ただしくスタートしたはずなのに森に入るとやはりいつものペース時速100メートルになってしまうのは仕方のないことです。
澄んだ空気と葉が落ちて見通しの良い景観が全身を刺激してあれもこれもと目に入るものは何でも脳みそにインプットするものだから処理が間に合わなくて自然と動きがのんびりしてしまうのです。
足元ではルーペが、離れたものには双眼鏡が活躍し、それをまた仲間に伝えるのだから、ついつい足が止まってしまうのです。拡大すると対象物が何倍にも大きくなって森も深いジャングルになりいつ通り抜けられることやら。それに今年は地衣類や変形菌などの観察会をとおして、普段は目につかない微細な生き物にも注目する機会が多くあって一気に世界が広がりました。
森に後ろ髪を引かれる思いをしながら引橋バス停へ、まずは“すかなごっそ”を目指します。三浦半島を北上する車窓からは広い空に高層雲、畑には大根やキャベツと相模湾が一望のランドスケープが楽しめます。しばしのドライブで到着したのは横須賀のごちそうがたくさんの販売所、いろいろな産物が所狭しと並んでいます。買いたいところをぐっと我慢して“轡堰(くつわぜき)”へ。
広い水溜まりの真ん中の小島のまわりにはたくさんの水鳥が休んでいます。ここは鳥たちの楽園かな。人影に気付いて寄ってくるのもいます。私たちも一休みしてお弁当にします。鳥たちにもおすそ分け・・・していいものやら悩みながらもぽいっと投げると一目散に奪い合い、生存競争はいずこも厳しいものです。

その昔、狩猟採集生活をしていた先祖が巻き狩りをした跡だそうです。小山のてっぺんに四角い落とし穴を並べて下からみんなで山を囲んで追い上げたんでしょうね。獲物はシカやイノシシその他の小動物。あわてて逃げて穴に落ちたのを捕まえて食料や毛皮にして生活していたのかも。海の幸と山の幸に恵まれて子孫をつなぎ現在に至る。獲物たちもしたたかに生き残って今では人を追いかけて町に出没お互いに長い歴史を作って来た仲間です。なんとか平和に共存したいものです。



平成27年3月15日、国の有形文化財に指定されている神奈川県県庁舎の大会議場。「かながわの唄と踊りで春迎え」と題して賑やかに芸能祭が開催された。なかでも神奈川県を代表する民俗芸能、小学生の子供たち10名で編成された三浦市のチャッキラコが公演される。初々しい演舞が終わり、踊り子たちの中で、小学6年生2人がこれで舞納めとして挨拶に立った。一同立ち並ぶ中で、力強い別れの言葉に満場の拍手を浴びていた。
1. 初いせ 「扇を右手に持つ」
2. チャッキラコ 「チャラチャラ と鳴る綾竹を両手に持つ」
3. 二本踊り 「扇を両手に持つ」
4. よささ踊り 「扇を右手に持つ」
5. 鎌倉節 「扇を右手に持つ」
6. お伊勢参り 「扇をつぼめ両手に持ち長円を描き回り歩く」




| 2018.11.25(日) | こあじろの森くらぶ通信No.14印刷・発送 スタッフ会議 (横須賀市立 市民活動サポートセンター) |
| 2018.12.01(土) | 第14回交流会「石器時代の三浦半島を想像して小網代の森まで歩こう」 縁の会 |
| 2018.12.13(木) | スタッフ研修 鷹取山、神武寺(すす払い、ご開帳) |
| 2018.12.22(土) | 第15回交流会お知らせハガキ発送 |
| 2019.02.03(日) | 第15回交流会「鳥いっぱいの谷と海2019」 |
| 2019.03.05(火) | スタッフ研修 神武寺「変形菌、地衣類、コケ類」 |
| 2019.03.10(日) | スタッフ会議(横須賀市立 市民活動サポートセンター) |
開催日 : 2019年4月29日(月・祝日) * 荒天の場合は中止します お待ち合わせ : 10:00 三崎口駅前
16時頃散会(森歩きのみの方は13時頃)持ち物 : お弁当、飲み物 対 象 : 「こあじろの森くらぶ」会員とそのご家族、ご友人
* 保険はありませんので、ご参加は自己責任でお願いします。
第16回交流会の終了後スポーツ公園会議室へ移動して、加藤さんが見つめ続ける三浦半島の風景と生きものの写真を拝見しながら撮影秘話などをお聞きしたいと思います。写真とトークの会のみのご参加も可能です、どうぞお楽しみに。(14時頃から1時間半程度)
開催日時 : 2019年4月29日(月・祝日) 第16回交流会終了後 場 所 : スポーツ公園会議室 対 象 : 「こあじろの森くらぶ」会員とそのご家族、ご友人
開催日 : 2019年4月14日(日) お待ち合わせ : 10:00 YRP野比駅前 12時頃散会 持ち物 : 飲み物 対 象 : 「こあじろの森くらぶ」会員とそのご家族、ご友人
* 保険はありませんので、ご参加は自己責任でお願いします。
* 日程変更の可能性があります。変更する場合、会員にはハガキでご連絡します。 開催日 : 2019年5月21日(火) お待ち合わせ : 10:00 京急小島新田駅 14時頃散会 持ち物 : 長靴必携、お弁当、飲み物 対 象 : 「こあじろの森くらぶ」会員とそのご家族、ご友人
* 保険はありませんので、ご参加は自己責任でお願いします。