2025年6月1日(日)
参加 13名(森歩きから参加3名、ニナイテから参加10名)
今年は小網代の森の夜間開放日が平日2日のみとなったため、場所を変えて、引橋から東京湾側に下った水間様の谷にホタルを観に行くことにしました。初めての試みです。
15:00三崎口駅前集合、バスに乗り、小網代漁港から森を歩きました。
挿絵:伸 「かぐや姫のソーサー」
2025年6月29日(日)
スタッフの松原さん、三本さんと誘い合わせ、ヤマユリは咲いているか、ハンゲショウは見頃になっているか、気になって森に行ってきました。狙いはバッチリ!!ヤマユリもハンゲショウもベストシーズン!やなぎテラスからの避難路にも以前ヤマユリの園がありましたので行ってみたのですが、そこはいまいち、時期が遅かったのかもしれません。そのかわり変形菌に出会いました。シロウツボホコリとウツボホコリ。北尾根に上がる階段のところでもシロウツボホコリとホソエノヌカホコリ、それとたぶんホシモジホコリの残骸。上がりきったいつもの場所でツノホコリ。もう一つ嬉しい出会い、北尾根階段にオオバノトンボソウが数株。今は通せんぼされている女坂には、今頃マヤランが咲いているはず。無事であってほしいなあ。
記・写真:浪本晴美

北尾根を歩いて行くと笹薮がトトロのトンネルになっていてちょっと面白い。
春にはササバギンランを見つけたのを思い出していたら、今度はオオバノトンボソウをみつけました!変形菌も見つかりウキウキです❢

調子に乗って、ついつい藪の中にある細道を通ってみたくなりチャレンジ
‼ しまいには方向を指示してもらいながらヤブコギをする有り様
‼ 開けた畑に出てホッとしてしまいました。浪本さんごめんなさい
! なぜかヤブコギしてしまう私です。
記・写真:三本保子
梅雨真っ只中、草木が最も元気な季節……のはずだがこのところの晴天、猛暑続き!ハンゲショウやヤマユリはどんなだろうと、3人で森に入った。
会えた、会えた、ヤマユリさん!なんと10個以上の花をつけてゴージャスで、まだフレッシュ!引橋入り口からやなぎテラスまでの間に数か所。いい香りも漂っている。
そうだ、今日来たくても来られなかったスタッフ達にもお裾分けしなくっちゃ!グループラインに写真を送る。さっそくラインに気づいた仲間から、いいねえ~と返信が。そこで森からの実況中継が始まる。この匂いは届けられないな~。そうだ、音ならどうだ!? 耳を澄ますとウグイスやコジュケイのにぎやかな声がしている。「森の中にいるようだ」と、返事がかえってくる。
オオシオカラトンボ、アオスジアゲハ、カラスアゲハ……。Nさんがハグロトンボに気づく。私は見逃して残念!いるべきメンバーがちゃんといて、いつも何か新しい発見があって、ルンルン~🎵
ハンゲショウもちょうど見ごろで、白と緑のコントラストが美しい。だけど谷を下りて湿地帯に入ると、乾燥がめだつ。泥も干上がってひびが出来ているありさま。このあたりのハンゲショウの大群落は、森の中のと違って少し色あせて見える。
避難路のヤマユリを確かめて、えのきテラスからイギリス海岸へ。チゴガニやコメツキガニのダンスにしばし見とれる。私はここで二人と別れて、来た道をもどる。
やなぎテラスにさしかかった時だ!バタバタという大きな飛翔音に振り向くと、メタリックに輝く虹色の物体。それも2頭。タマムシではないか!カメラを構える暇もあらばこそ、ただただホゥーッと見とれるばかりだった。10数年ぶりの出会いだった。このあたり、タマムシの餌となるエノキの伐採が目立つが、何とか生き延びて数を増やしてくれますように。
記・写真:松原あかね
祖父川精治
三浦半島先端部の西側、小規模なリアス式海岸が発達している。しかし、陸地は後退することなく、大規模な大地震の発生によって絶えず隆起を繰り返しているのである。ある地域では、大正12
(1923)年の関東大地震によって約70から180センチも隆起したと伝えられている。海中に没していた岩礁などが姿を現している。
客足の減少により、惜しくも閉園となってしまった京急油壺マリンパーク。油壺バス停前の、たった1軒が残る土産物店の店主。最盛期には大勢の観光客が押し寄せて10軒もの土産物店が並んでいたという。
右側の狭い車道を下ると、昼なお暗い森の中に旧新井城主の三浦義同「よしあつ」道寸と義意「よしおき」荒次郎親子の墓がある。天明2(1782)年、三浦氏の子孫やお寺さんが親子供養のために造立したものという。入口に説明版がある。
新井浜海水浴場では、例年5月29日に三浦氏供養の道寸祭りが行われている。天然の要害であった新井城址や東京大学臨海実験所、地殻変動観測所を経て、濃い青色がいかにも深度のありそうなリアス式海岸の油壺湾に出る。東日本大地震の時は、80-90センチの津波を観測している。
しゃれた夢の世界といった、白い油壺ヨットハーバー。横を通り抜けて広い車道へ出る。次いで、諸磯湾のリアス式海岸となる。ここは、富士山頂へ落日するダイアモンド富士としての人気の高いビューポイントである。
今は、隆起したため埋め立てられ車道が横切っている。信号手前から左折して、昭和3年(1928)、国の天然記念物として指定された「諸磯の隆起海岸」へ向かう。往復30分
狭い排水路を見ながら進んで行くと、住宅地や畠、老人ホームなどがある。北側奥の岩場が連なって望め、標識がある。
この崖の表面に見られる、直径1-2センチの小穴は穿孔貝でほとんどがイシマテ貝の巣穴跡という。古い巣穴の跡で、過去の渚線の位置が確認できる。最下段のものは関東大地震時の渚線のものと推定される。国指定天然記念物
およそ100年前は、この付近一帯は海の一部だったのである。右の坂上には、縄文時代の前期遺跡が発掘され(諸磯遺跡)てそれらの記念碑もある。
2025.06.01(日) |
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第48回交流会「水間様にホタルを見に行こう!」 |
2025.06.08(日) |
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通信46号発送作業(於 横須賀市立市民活動サポートセンター) |
2025.06.15(日) |
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光の丘水辺公園、草むしりと自然散歩の会は雨天のため中止しました |
2025.06.16(月) |
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スタッフ研修「変形菌探し2025@光の丘水辺公園」 |
2025.06.18(水) |
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スタッフ研修「変形菌探し2025@光の丘水辺公園」 |
2025.07.05(土) |
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スタッフ会議(於 横須賀市立市民活動サポートセンター) |
2025.07.11(金) |
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スタッフ会議(リモート) |
2025.07.13(日) |
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スタッフ研修「変形菌探し2025@光の丘水辺公園」 |
2025.07.21(月・祝) |
スタッフ会議(リモート) |
2025.07.24(木) |
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通信編集会議(リモート) |

遠藤黎美様 小田島一生様 柿島京子様 加瀬アンナ様 加藤純子様 金木公子様
北川和子様 塩入一弥様 柴内朱美様 嶋津誠様 鈴木カヲル様 祖父川精治様
辻晴一様 仲澤イネ子様 浪本晴美様 西川次代様 服部安恵様 藤崎洋子様
松尾和子様 松原あかね様 宮本美織様 宮下孝一様 山本紀子様 (五十音順)
以上の皆さまにご寄付をいただきました。有難く大切に使わせていただきます。

8月は猛暑のため、変形菌探しはお休みします。9月から再開します。日程はお問合せください。

(メールの件名に「変形菌」とお書きください)

2025 年6 月30 日をもって、こあじろの森くらぶの2024 年度が終了し、7 月1日よりの2025年度が始まりました。会員更新がお済みでない方はぜひ更新をお願いいたします。
すでに更新していただいた皆さまにはありがとうございます。
皆さまの心強い応援をいただき、一昨年10月発行のこあじろの森くらぶ通信38号からはカラー印刷した通信を(今号は経費節減のため、白黒印刷にいたしました)をお届けしています。近隣の図書館等にも配架をお願いしていますが、カラー印刷が目を引くためか、お手に取っていただける機会が増えているようです。こあじろの森くらぶへの関心が高まっていると感じます。
これからも、ますます会の活動を活性化させ、皆さまとともに自然の中を歩き、元気と健康を保ってまいりましょう。
年会費 1,000円(7月~6月 入会金不要)
郵便振替 記号番号 00290-6-137203
加入者名 こあじろの森くらぶ
*恐れ入りますが、送金料金をご負担ください
*新規入会のお申し込みも歓迎です(入会をご希望の方はお振込み後、ご一報をお願いします)
*諸物価、特に郵便料金の値上がりが、会の予算を圧迫しております。ご寄付も大歓迎です
第10回こあじろの森くらぶ総会を行いますので、是非ご参加ください。この機会に、活動へのご希望や、日頃感じていらっしゃる森への思いなどみなさまの声をお聞かせください。会員の皆さまには、本通信に総会の議案書と委任状を同封いたしました。不参加の方は委任状をお送りくださいますようお願いいたします(恐れ入りますが切手代をご負担ください)。委任状の「一言」欄へのご記入も有難いです。
月日:2025年8月24日(日)
場所:南下浦コミュニティセンター 2階多目的ホールA
時間:13時30分より14時(総会にご参加の方は議案書をご持参ください)
参加資格:こあじろの森くらぶ会員
* 総会終了後、簡単なお茶会をいたしましょう。涼みがてらに、「小網代の森と干潟を守る会」から「こあじろの森くらぶ」へ改称後10年の歩みを振り返る映像をご覧ください。お菓子やお飲みものは用意しますが、お持ち込みも歓迎です。
(お茶会にはどなたでも参加できます。※参加無料)
*自然観察会(公開):毎月 第1土曜日9:30~

公園の植物や昆虫など、リーダーを中心にその日その時に応じて身近な自然をめぐります。
聖なる池、最奥の池もめぐります。申込不要、事務棟前に集合ください。
*早朝探鳥会(公開):毎月 第4土曜日7:00~
鳥に詳しいリーダーのもと、公園にいる鳥との出会いと身近な自然を楽しみましょう。
聖なる池、最奥の池もめぐります。申込不要、事務棟前に集合ください。
*水辺公園で自然散歩と草むしり:10月25日(土) 10~12時 管理事務所前10時集合
水辺公園を一緒に散策し、秋の自然に触れます。
その後1時間ほど保全区域にはびこったオオバコを根っこから引き抜く作業を行います。
なお、時間のある方はお弁当を食べて、14時頃まで公園を楽しみます。