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下見で見ていたジャゴケの崖の側にタシロランを探したり、遠くまで香るヤマユリの開花したばかりのようなみずみずしい花の姿を山裾の茂みに見つけたり、その間にも聞こえる鳥の声に耳を傾けたり五感が忙しい。丁度、現れたアカテガニのメスを捕まえて透明袋に入れて回覧。戻ってきて放してやるのも忙しい。ここには昨年はあんまり目立たなかったヒメヒオウギスイセンの花が多く咲いていて、外来種の旺盛な繁殖力に驚く。我が家の庭にさえ今年は2株、花が咲き出しているのだ。招かれなくても咲いているのかも知れない。
下流の大湿原に向かうとコガマが花盛り。また、行くと今度はヒメガマの群落。また、歩くと大きいガマの穂が。ここではガマの3種を目の前にすることが出来る。ニカノメイガの幼虫が関係するアシの葉の草梯子を見たり、カバキコマチグモの卵が三角に巻かれたアシの葉に母グモと一緒に入っているものを久しぶりに見たりして歩いた。オオシオカラらしきトンボもじっとボード上に止まっている。
ベスト3の紹介トイレの方を待ってお休みしている時、えのきテラスへ向かってくる日傘を差して風に揺れた夢二の美人画のような様子の方が見えてきた。「Nさん!」声を掛けると果たして小網代詩人の登場です。みんなが大歓迎の声を挙げる。詩人はここでお昼。
@ ガビチョウの こあじろの森 川の音
A 梅雨の間に 連結トンボが しらね草
B ナミアゲハ 貴重な出会い ウキウキと
14時10分、ここでSさんとお別れ。大多数の方は北尾根へ向かう。残ったメンバーは、干潟でじっくり、ヤマトオサガニ、チゴガニのダンスを久しぶりに見る。それから北尾根へ。セリを食べ尽くして枝だけになっている所にぶら下がるようにキアゲハの幼虫を見つけて、お写真タイム。階段の途中でオオバノトンボソウを見つける。道を上がった所、マテバシイの広場で少し、息継ぎ。この間にマテバシイの幹にヒモミノガをH.Nさんが見つけてみんなで覗く。蓑から小さな黒い顔を出している様子はホタルトビケラそっくり!ミノガの生活は、面白いので調べてみて下さい。この北尾根ではクロマドボタル、ウラナミアカシジミを見つけたことがあるなど紹介したりして歩く。
ツバキの実がたくさん、砕かれて落ちている。誰の仕業か推論が飛び交う。北尾根を抜け、畑のT字路で、引橋に行く道と三戸を通って三崎口へ歩く道で二手に分かれる。ここで、本日の交流会は終了。次回もどうぞ、ご参加下さい!
引橋への道でシロテンハナムグリやクロカナブンなどを見つけ、崖の草の上に青と黒と白のカミキリを見つけた。ラミーカミキリ!と叫んだのだが、触角が短いとの会員さんの声。
翌日、一緒にみた会員のEさんから「私はラミーにしては小さい。長い触角がないから違うと言いましたが、撮った写真を拡大したら、触角は短かったけどラミーでした。」とメールを頂いた。これも小網代の森の住人に違いない。
昨年秋の台風から今回のコロナ禍まで、森は実に長いこと閉鎖されていた。
2019/ 09/09 台風15号による被害のため、全面閉鎖
10/04 宮ノ前からやなぎテラスまでの一部解除
10/11 台風19号に備え全面閉鎖
11/16 宮ノ前からやなぎテラスまで一部解除
2020/ 01/10 宮ノ前から引橋まで解除(北の尾根は閉鎖)
03/05 全面解除
04/08 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受け、全面閉鎖
06/09 全面解除
(横須賀三浦地区県政総合センター環境部みどり課に確認)
昨年9月から今年の6月にかけての9カ月のうち、通り抜けが出来たのは1〜4月の3カ月、全面解除は3〜4月の1カ月のみだった。
幸い2月2日の鳥の交流会は開催できたが、4/29の交流会は中止せざるを得なかった。
我々の森ロスの気持ちはたかまるばかりだった。
6月9日全面解除と聞いて、10日さっそく三浦市在住のスタッフ二人で駆けつけた。ワクワクする期待と、反対にどうなっているだろうという不安の両方をかかえて入った。
ほーっと息をのむような緑に包まれ、心配なんて吹き飛んだ。人間の事情に関係なく、草木はめっちゃ元気で、清浄無垢な美しさを湛えていた。ちょっと今までにない感動を覚えてしまう。
キツツキのドラミング。私にはアオゲラかアカゲラかわからない。ホトトギスも鳴いた!
ハンゲショウの群落、半分白く。アシやガマがすんすん伸びて、シモツケの花、お久しぶり!オオシオカラトンボにアサヒナカワトンボ。オオスズメバチまで出てきて。テイカカズラの花の滝! あまい香も漂ってくる。
浜に出ると、大潮なのか干潟が大きく出ている。チゴガニのダンスもちゃんと見られた。
北の尾根から帰る。男坂の階段途中で見つけた蘭は、オオバノトンボソウだと教わった。
いつもの小網代、いつもの森。こうでなくっちゃ!
また仲間としばしばお邪魔するから、よろしくね!
代表的なものでは、環8通りに隣接する世田谷区玉川野毛公園に存在する、我が国最大級の帆立貝式古墳である野毛大塚古墳。築造は古墳時代中期、約1600年前(西暦400年)、高さ11メートル、幅4メートル、全長82メートル。出土したのは刀剣、銅鏡、勾玉、甲冑等の副葬品。古墳の平坦面には、埴輪、他に鳥、家、壺等土器が多数並べられ、多摩川の自然石によって覆われていたという。最初の発掘は明治30年(1897)。古墳の被葬者は出土した副葬品からみると、畿内大和河内の大王と政治的関係をもった人物で、南武蔵「現東京川崎横浜」を支配していた大首長であったと考えられる。





| 2020.05.27(水) | 通信No.21印刷、DVD発送(横須賀市西行政センター) | |
| 2020.06.14(日) | スタッフ会議(ビデオ会議) | |
| 2020.06.24(水) | 第22回交流会、ご案内ハガキ発送 | |
| 2020.06.25(木) | スタッフ研修 光の丘水辺公園「ハンゲショウと変形菌」 | |
| 2020.07.05(日) | スタッフ会議(横須賀市立 市民活動サポートセンター) スタッフ研修「地衣類いっぱいの谷」 |
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| 2020.07.12(日) | 第22回交流会 「何はなくとも森歩き」 スタッフ会議(ベイシア・市民交流スペース) |
| 安西章次様 | 石川登美子様 | 伊勢坊淳子様 | 伊藤和良様 | 江川公明様 | 蛯名喜代作様 |
| 大高義彦様 | 大塚 敏様 | 岡田尚子様 | 小田島一生様 | 柿島京子様 | 加瀬アンナ様 |
| 加藤紀子様 | 金木公子様 | 木内恭子様 | 倉内太輝様 | 倉内ちひろ様 | 塩入一弥様 |
| 柴内朱美様 | 嶋津 誠様 | 鈴木久夫様 | 鈴木慶子様 | 須田漢一様 | 祖父川精治様 |
| 高橋伸和様 | 高間玖爾美様 | 高間玲江様 | 俵 国芳様 | 土屋圭子様 | 浪本晴美様 |
| 浪本 梓様 | 西川次代様 | 野内 博様 | 橋 美千代様 | クララ・バンバム様 | |
| 久水健史様 | 藤崎洋子様 | 藤野秀代様 | 松原あかね様 | 三本保子様 | 宮下孝一様 |
| 望月光子様 | 盛野成信様 | 盛野雅子様 | 山本述子様 | ョ 梨花様 | (五十音順) |
| 以上の皆さまからご寄付をいただきました 大切に使わせていただきます。 | |||||
2019年7月から2020年6月までの活動報告並びに次年度の活動計画を提案します。
第二部では、会報・カレンダー・DVDに写真をご提供下さっている、石塚敏久さんが小網代他各地で撮影された、生きものや自然の写真、アートな写真をご紹介くださいます。
どうぞご参加いただき、くらぶのこれからのためにご指導下さいますようお願いいたします。
※ 新型コロナウイルス感染の状況により、会場の使用が出来なくなる可能性もあり、その場合は、議長とスタッフによるオンライン総会を行い、皆さまにご承認いただきます。総会の議案書を別添いたしますので、総会出席・欠席のご予定にかかわらず、委任状をご返送くださいますようお願いいたします。
日 時 2020年8月30日(日)13:30〜15:00 会 場 南下浦市民センター 2階 講堂(三浦海岸駅徒歩1分)
一 部 議 事
二 部 写真ショー「新型コロナを吹き飛ばせ!小網代からParisまで・・・」 石塚敏久さん 14:00頃開始
※ 新型コロナウイルス感染の状況を勘案し、会場内ではマスクの着用をお願いいたします。
●総会終了後、時間と天候が許せばご一緒に、秋の気配が漂い始めた森を歩きたいと思います。とは言え、With コロナの夏ですから、マスク着用は必須。また密を避けるために日傘や折り畳み傘などのご用意をお勧めします。年会費 1,000円(7月〜6月 入会金不要)
郵便振替
記号番号 00290-6-137203
加入者名 こあじろの森くらぶ ○○○○
| 8月のアカテガニ遠足は中止いたします。 | ||
| 10月25日(日) | 第23回交流会 | |
| 12月05日(土) | 第24回交流会 終了後希望者は縁の会に出席 |
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| 02月07日(日) | 第25回交流会「恒例 鳥いっぱいの谷と海2021!」 | |
| 3月〜4月 | 遠足 ニリンソウ(光の丘水辺公園) | |
| 4月29日(木・祝) | 第26回交流会、 交流会終了後「加藤さんの写真とトークを楽しむ会」 |
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| 6月 | 第27回交流会 ホタル(県指定の森開放期間に合わせて実施) | |
| ※ 新型コロナウイルスの感染状況により、中止・変更となる場合があることをご了承ください。 | ||